- 井上陽水のコンサート
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2009.12.23 Wednesday井上陽水のコンサートに行った。サンパレスは超満員。立ち見をしておられる人も多かった。始めてコンサートに行ったのでちょっとドキドキ。井上陽水は高校の時から聴いていた。最初のアルバム、「断絶」セカンドアルバム「もどり道」を聴くと高校時代の思い出が蘇る。サードアルバムの「氷の世界」は大学に入りたての頃を思い出させてくれる。彼の伸びやかで高い声も緊張感が感じられて好きだしシュールな歌詞も気に入っている。民主党が政権をとって100日が経過するそうだがときどきは「テレビでは自殺する若者が増えている今朝来た新聞の片隅に書いていたけれども問題は今日の雨、傘がない」とときどきつぶやいてしまう。これも陽水の影響か?「誰か指切りしようよ。どんな嘘でもいいから今日は一日張りつめた気持ちで居たい」なども共感のできる歌詞である。彼は21曲を歌いあげ、しかも4曲アンコールにこたえてくれた。知らない曲は一曲もなかった。すべての曲を口ずさんだ。陽水がそれだけ長く、ヒットする曲を作っているわけだがちょっとオーバーに言えば私も陽水の歌を聴きながら人生を過ごしてきたのかもしれない。そういう人が多いのかコンサートに来ている年齢が高い。ほとんどがいい年のおじさんとおばさん。そのおじさんとおばさんが総立ちで手拍子をとり体全体で陽水をきいている。私もしばらくは車を運転しながら陽水のアルバムを聴く事にしよう!!!!!
- クリスマスリース
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2009.12.23 Wednesdayもうすぐクリスマス。クリスマスには何かイベントを計画されているでしょうか?プレゼントを待つ子どもたちもおられるでしょうか?警固公園はこの時期イルミネーションが奇麗ですし近くの住宅でもクリスマスの飾り付けに目を奪われることがあります。このクリスマスの飾り付け、イルミネーションの中に身を置くとジングルベルの音楽が聞こえてくるようで心がおどります。クリスマスカラーは 赤、緑、金本当に華やかです。私はクリスチャンでもなく、クリスマスに特別なことはなにもしませんが、病院にちょっとだけクリスマスの飾り付けをします。ポインセチアの鉢をかざりガラス窓に雪の結晶の飾りをはりつけ診療室に小さな小さなのツリーをおきます。今年は患者さんが作ってくれたリースが加わりました。このリースは松ぼっくり、どんぐり自然のもみの木の枝をつかってあるので目を奪われるような華やかさはありませんが優しい色合いで暖かみを感じます。心がほっこりしています。キラキラする飾り付けも心そそられるものがありますが、今回頂いたリースを見てクリスチャンはこんな飾り付けをして静かに聖夜を祝うのかなと思いました。明日はスタッフと一緒にお楽しみのケーキをたべることにしています。それはそれでとても楽しみなイベントです。
- インプラントは骨負担
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2009.12.13 Sundayインプラントについて聞かれる事が多くなりました。インプラントはもう特別な治療ではなく市民権を得た治療といえると思います。福岡市の歯医者さんでも半分の歯科医院でこのインプラントの治療が受けられます。ただ保険の適用にはなっていないので自由診療、高額の治療になります。インプラントは欠損補綴(けっそんほてつ)といって歯を失ったところに実施する治療です。歯を失ったときの治療法はブリッジ入れ歯インプラントがあります。ブリッジは歯牙負担といって隣の歯を削っていわゆる「ブリッジ(橋)」をかける治療です。無くなった歯の負担を隣の歯がひきうけるので隣の歯が元気でないとこの治療は出来ませんし欠損している歯が多くなると残った歯では欠損歯の負担ができなく、実施することはできません。入れ歯は粘膜負担といって歯ぐきの上に床をつくり、歯ぐきとの吸着力を応用します。また歯が残っていれば弾力のあるツメをかけて入れ歯が外れないようにして使います。これはどんな場合にも使えますし、体に一番負担のかからない方法ですが、敏感な口の中に異物をいれるわけで馴染むのに時間がかかります。どうしても使えない方もおられます。インプラントは骨負担です。失った歯の部分の骨にチタンでできた釘のような物を直接埋め込みます。手術は大したこともなく、痛みもないのが普通です。チタンは骨との相性がよく、骨と融合ししっかり噛めるようになります。ただ骨の量、高さがないと難しい。骨と細菌のいる口腔が繋がる(清掃が十分できなくなったときの感染が心配)自分の歯にはクッションになっている歯間膜があるがインプラントにはない。感覚器としての細胞もないので噛み応えを感じる事はできない骨の加齢現象には対応しないなど夢の治療ではありません。ま、なんでもそうですが、使い方はとても大事です。若い先生はインプラントを当たり前に選択する症例でも私のように経験の長い(つまり年取ってきた?)歯科医師は手術後の長い時間におきる口腔の加齢変化口腔内の全体の変化筋肉の変化、歯の摩耗(歯もへります)歯ぐき減ります噛み合わせも変わります。唾液の分泌量の減ります。そのことを患者さんとの長い付き合いから学んでいます。ま、これが臨床経験というものです。インプラントの手術は若い先生のところで実施されるのもいいと思いますがセカンドオピニオンとして臨床経験の長い歯科医師にも意見をきくというのもとても大切だと思います。
- 打撲 いわゆる顎の捻挫
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2009.12.13 Sunday土曜日の最後の患者さんは野球部の高校生ノックの練習中、硬球が顎にあたったということでおみえになりました。硬球は直接でなくワンバウンドで顎を直撃したそうです。左顎の中央にあたったそうですがそこの部分の歯の根っこと反対側の右の耳のつけね、口を開けると動く部分(関節頭)が痛い口を大きく開けられないということでした。打撲をしたということでお見えになった場合一番最初にすることはレントゲン検査です。顎の骨折、歯の破折、脱臼などレントゲン検査でおおよそ診断できます。今回の高校生は骨折は認められなかったのでとりあえず一安心。ワンバウンドしたからよかったものの直接に硬球が当たっていれば骨折も有り得ます。硬球が当たっていない右側が痛いということでした下顎は筋肉で自由な運動ができるように吊っている状態で頭蓋骨に接していませんし、蝶番のような関節があるわけでもありません。頭蓋骨の関節窩と下顎骨の関節頭が関節円盤という軟骨をクッションにして動いて歯が噛み合う食べ物を食べる運動ができるようになっています。急患の高校生は硬球が下からバウンドして下顎の骨を頭蓋骨に押し付けたことによって右の関節頭が頭蓋骨に押し付けられいわゆる捻挫したのと同じ状況になってしまいました。噛み合わせも変化することもあり咬めない、口がとじれない、口があけられないなどの症状がでることがあります。捻挫と同じように時間がたてば下顎の位置ももとにもどり症状が消えますがまれに関節の骨、クッションの円盤に傷がつき顎関節症を引き起こす事もあります。急患の高校生は一週間は練習をひかえてもらいます。今度きてくれるときに痛みがおさまっていてくれるいいなと思っています。食べ盛りなのにちょっと食べずらかったかもしれません。このことも心配です。
- 雨雨降れ触れ
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2009.12.11 Friday昨日は久しぶりに雨が降った。あんまり威張れた事でないがお酒を全く飲めない体質なので何処に行くにも車を使う。そのせいか凄い雨が降らないと傘をささない。コートを着ない!!!でも昨夜は大した雨ではなかったけれど傘を使った。買ったばかりの新しい傘を始めて使ってみたかったというのが本当。ブランドは「アナスイ」明るいブルーの生地に賑やかしい柄の模様がある。洋服でもアクセサリーでも値段がそこそこでそれなりに気に入ったら即決するタイプなのだが傘はかなりこだわって見て回る時間をかける。よほど気に入った傘でないとなくしてしまうから。それで傘だけはお気に入りと思う物が見つかるまで探す!!!今回の傘も明るいブルーの色と賑やかしい柄が気持ちを明るくさせてくれるようで昨夜は傘のことがとても気になった。といっても今回傘を買ったのは以前の傘をなくしてしまったからだけれどでも、ここしばらくは雨が降れば、この新しい傘を使ってちょっと浮き浮きしようと思っている。子どもが長靴で水たまりを歩く気分が近しい気持ちかな?雨 雨、降れ、降れ!!!
- 仕上げ磨きをする子どもの年齢は?
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2009.12.09 Wednesday子どもさんが定期健診に来られた時まず歯磨きのチェックということで「染め出し」をする。染め出しは歯の汚れ(プラーク)を文字通り赤く染め出し、白いプラークがはっきり見えるようになる。もし保護者の方が一緒に来られていれば見てもらう事もある。そうすると「仕上げ磨きは何歳までしたらいいですか?」という質問をされる事がある。毎日の仕上げ磨きは乳臼歯の一番後ろに虫歯になりやすい6歳臼歯が完全に生えるまでは継続してくださいとお願いすることが多い。そのあと、いきなり仕上げ磨きを止めるのではなく年齢が高くなるに従って仕上げ磨きをする頻度を少なくしていくのがいいというお話をする。具体的には「つ」の字のつく年齢までは仕上げ磨きをして大丈夫ですと話をします。ひとつ、ふたつ、〜〜〜〜 ここのつ、とおというわけでここのつ 9歳になるくらいに仕上げ磨きが一週間に一度くらいになっていると理想的だなと思います。9歳というのは小学校の4年生漢字で数字を書いてみると一 ニ 三までは棒を出して行く文字通りの数字ですが四になると全く形が変わります。4年生はギャングエイジと言われる事もありますが心も変化する時期ではないかと思っていますし四という数字も変化の数字なのかもと漢数字をみる度に考えてしまいます。9歳と4年生を目安に仕上げ磨きをして上げてください。
- オンライン請求を前にして
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2009.12.09 Wednesday治療でも予防でも定期健診でも歯科医院に来てくださる患者さんにまず受け付けがいう言葉は「保険証を見せてください」ではないでしょうか?私たちはお上(厚生労働省)が決めた診療の決め事に従って診療をし、一人一人に診療録(カルテ)を作ります。そして一ヶ月に一度、この診療録をまとめた診療明細書(レセプト)なるものを制作し社会保険、国民健康保険事務所に提出します。そうすると一部負担金を除く診療報酬が銀行の口座に振り込まれるという仕組みです。このレセプトは現在紙で提出していますが来年の4月から「オンライン」で請求することが決まりましたもう長い事コンピューター(パーソナルでなはありません)を使ってカルテ、レセプトを作成してきました。さて4月からの改正には今使っているコンピューターもソフトも対応できないそうで悩みの種。新しいソフトと機械を購入する必要があるそうです。6年のリースは長いなぁというのが正直な気持ちです。身の丈にあった小さい、小規模 安価なものがあればいいのだけれど〜〜〜それにしても昨今の国債の膨張税収と予算の差の大きい事!!!診療室の小さなもんでもこんなにリースとか借金とかうっとおしいのに。ものすごい金額の借金をして新しい政府は怖くないのだろうか?お上のなさることに間違いはございませんでしょうからといくんだろうか?身の丈、収入に見合った借金しかできないんじゃなかろうか???それとも国を見習って私にとっては高価なコンピューターを入れるべきだろうか?ちょっと悩ましい!!!!!!
- 豪華な晩ご飯
- 歯が折れました
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2009.12.09 Wednesday最近は携帯電話の普及があるのかいわゆる「飛び込み」で来院される方は多くない。必ず電話で連絡をしてくださる。昨日「歯が折れました」という電話を頂いた。もし以前にうちにこられことのある患者さんならカルテを探してレントゲンをみて予測をする。始めてのクライアントでは、いろいろ電話で聞いた主訴をもとに推測することになる。昨日の急患の方は始めての方で九大の学生さんだった。スポーツをしていて上の前歯が2本根元からぽっきり折れていた。さぞ痛かった事だろうし、神経が露出しているので触ると大変だろうと思いきや「痛くありません」ということでホッとする。とりあえず1、レントゲンで他の歯と骨の破折、骨折の有無を確認し、2、麻酔の上神経をとって3、拾ってきてくださっていた折れた歯をスーパーボンドという接着剤で接着した。見かけはなにも変わらなくなる。歯が折れた場合も、当たりどころが悪くて完全に抜けた場合も歯が乾燥しないようにして(水につける、牛乳につける、なにもなければ口にくわえる)持ってきてもらうと完全に抜けた歯も時間が経っていなければ(概ね1時間以内)元通りに骨にもどすことができるし折れた歯も接着することができる最後に何のスポーツをしておられましたか?ときいてみたら「バドミントン」「???????」「ラケットが飛んできて歯に当たりました」先日のブログでバドミントンを始めたと書いたラケットを飛ばす事のないようにしようと心に誓った!!!!!
- 漢字読めますか?
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2009.12.05 Saturday12月になりました。まず12月になったと実感するのはカレンダーをめくる時です。カレンダーはもらったり、買ったりして診療室でも自宅にもそこここに掛けています。ガス屋さんからもらった予定の書き込めるカレンダーには 読み方が難しい漢字が書かれていて月めくりをするたびに楽しめました。または、めくる度に首ひねりましたもっといえばひねりっぱなし〜〜〜〜とても難しかった。最近は自分で漢字だけでなく字そのものを書く事が少なくなりました。読めればなんとかと思いつつも この漢字はなかなか読めません。ちなみに破った11月の漢字は「仕事に関する漢字」としてあって一日 一つの漢字が書いてあります。さて、いくつ読めますか?私はかなり読めません。網結 漢織 按針 筏師 五十集 居職 鋳物師鵜匠 画工 水夫 膳夫 棋士 薬師 桂庵検校 木匠 木挽 虚無僧 猟男 車力 陶工摺師 内匠 店主 縫師 機屋 筆耕 歩荷漁父 窯業変換も難しい漢字です。日本語は難しい。